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特集
XPRIZE Healthspan の現在地【2026年8月版】— ファイナリスト20チーム決定、日本から2チームが100万ドルを獲得
2026年8月11日、賞金総額1億100万ドルの老化研究コンペ「XPRIZE Healthspan」がファイナリスト20チームを発表し、うち10チームに各100万ドルが授与されました。日本からは Goda Lab(東大・東北大ほか)と TIME TRAVELER – Plant-EVs の2チームが受賞。58カ国600超から40、そして20へ絞られた経緯、2030年までのスケジュール、賞金の段階制の実態を一次情報で整理します。あわせて、これが今すぐ使える治療法を意味しない理由と、「XPRIZE参加」を売り文句にする商品への注意点も解説します。 -
最新ベスト10
今月のベスト10(2026年8月版)— スコア全面再算出 / 血圧4位へ上昇 / マイクロプラスチック10位に是正
【2026年8月版】今月は個別項目の入れ替えではなく、ランキング全体のスコアを4軸(効果量35%・確度30%・容易性20%・コスト15%)で再算出しました。7月版にはスコアと順位の逆転、重複した順位ラベル、9位の欠番が残っていたためです。血圧管理が8位→4位に上昇し、マイクロプラスチック対策は根拠がn=257の観察研究1本である点を確度軸に反映して8.625→7.08に是正して10位としました。あわせて実在しない書誌を掲載していた誤りを正しい出典に訂正し、4軸スコアの内訳を全項目分公開しています。 -
食事
早時間帯の時間制限食は「いつ食べるか」が決め手 — 体重減少は同じでも体脂肪 −1.2%、血糖 −0.35 mmol/L、血圧 −4 mmHg、代謝年齢 −3歳【3ヶ月RCT】
3ヶ月の無作為化比較試験で、早時間帯TRE・遅時間帯TRE・エネルギー制限単独を直接比較。体重減少は3群とも同等で有意差がなかった一方、早時間帯群だけが体脂肪 −1.2%、空腹時血糖 −0.35 mmol/L、拡張期血圧 −4 mmHg、代謝年齢 −3歳と代謝指標で優位でした。「同じだけ痩せても中身が違う」を示した試験の読み方と、50代60代の実装戦略、服薬中の注意点まで。 -
医療・検査
帯状疱疹ワクチンと認知症 — 「リスク51%低下」の報告をどう読むか【2026年最新版】
組換え帯状疱疹ワクチンと認知症リスク低下の関連を報告した2024〜2026年の主要3研究を、比較対照ごとに分けて整理します。Nature Communications 2026の「51%低下」、Nature Medicine 2024の「164日延長」、npj Vaccines 2025の「18%低下」は、それぞれ別の研究・別の比較条件による数値です。いずれも観察研究であり、因果関係を確かめるRCTは進行中。定期接種制度の現状と、確立した認知症対策との使い分けまで解説します。 -
未分類
クレアチン補給の科学的根拠・安全性・最適摂取法【50代・60代向け完全ガイド・2025年版】
クレアチン補給の科学的根拠・安全性・最適摂取法【50代・60代向け完全ガイド・2025年版】 概要:クレアチン補給は筋力向上・加齢筋萎縮防止に強いエビデンスがあります。本記事は最新RCT・メタアナリシスに基づいて、安全性、最適摂取量、対象別推奨を詳... -
特集
砂糖を上手に置き換えたい人へ — エビデンスで選ぶ甘味料 ベスト5
[Level 1〜3(強〜中)] [生活習慣] [シリーズ:中高年が本気で読む健康] 「砂糖を減らしたい。でも、何を使えばいいの?」 — 50代・60代になると、健康診断の数値やご家族の様子から、こう考える方は多いはずです。本記事は、ヒトでのランダム化比較試験... -
特集
血液で全がん検査できる時代がきた? — 腫瘍マーカー検診の本当の価値と落とし穴
[Level 1〜2(最強〜強)] [医療] [シリーズ:中高年が本気で読む健康] ⚠️ 本記事を読む前に必ずお読みください本記事は情報提供と教育を目的としたもので、医学的助言・診断・治療の代替ではありません。具体的な検査の要否、結果の解釈、治療方針はすべ... -
食事
『塩は大量摂取しても、水をたくさん飲めば大丈夫』は本当か — 反主流派の論拠とその致命的欠陥
[Level 1〜2(最強〜強)] [食事] [強く推奨] 「塩は多く摂っても、水をたくさん飲めば腎臓が全部排出してくれる」「減塩は不要、むしろ塩は摂った方がいい」— こうした主張をする学者がいて、書籍も出ています。確かに生理学的に部分的な根拠はあります。... -
食事
『自然塩なら多く摂ってOK』は危険な誤解 — WHOと2万人ランダム試験が示す本当の答え
[Level 1(最強)] [食事] [強く推奨] 「海塩や岩塩はミネラルが入っているから体に良い」「精製塩は良くない」「自然塩なら多く摂っても大丈夫」— こうした主張をよく聞きます。しかし結論を先に言えば、塩の種類による健康差はほぼゼロで、「自然塩なら... -
食事
オリーブ油 vs 米油 — 心血管エビデンスとコレステロール改善の本当の差
[Level 1〜2(最強〜強)] [食事] [強く推奨] 「米油は健康にいい」「やっぱりオリーブ油」「サラダ油は時代遅れ」— 油の議論はいつも結論が見えにくいですが、エビデンスの強度ははっきり差があります。本記事ではオリーブ油・米油・サラダ油を、心血管イ... -
食事
緑黄色野菜だけ食べても十分とは言えない理由 — 淡色野菜の知られざるエビデンス
[Level 1(最強)] [食事] [強く推奨] 「緑黄色野菜は体に良いけれど、キャベツ・レタス・もやしなどの淡色野菜は栄養が薄いから食べてもあまり意味がない」— こんな話を聞いたことはありませんか。半分は正しいですが、半分は明確な誤解です。本記事では... -
特集
ハダカデバネズミの「長寿遺伝子」をマウスに移植 → 寿命 +4.4% — 2026年5月Rochester大の快挙とヒトへの道
2026年5月10日、米ロチェスター大学が30年以上生きるハダカデバネズミの長寿関連遺伝子(高分子量ヒアルロン酸合成HAS2)をマウスに導入、中央寿命+4.4%・ガン低下・健康寿命改善を達成。ヒトに換算で約3.7年。ヒトへの応用は10〜20年以上先だが、長寿研究の地平を確実に押し広げた。